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全国シェア1位の商品紹介

市内ケーブル(PECケーブルやCCPケーブルを除く)の分野で、伸興電線の出荷高は国内全体の約6割を占めており、全国シェア1位となっています。
(2023年度 日本電線工業会公表のデータに基づき算出。)

この分野で弊社の主力商品となっているのがFCPEVケーブルと呼ばれるものです。
主な用途は通信用と制御用であり、電話回線や制御回線に用いられます。
(例:マンションのオートロック解錠、トンネル内の非常電話、コンビニ店内のLED照明の調光など)

建設市場向けに長年、商品を提供し続けてきた弊社の姿勢をお客様に評価していただけた証であると考えており、シェア1位としての供給責任を今後も果たしていかなければならないと強く認識しております。

シェア1位を実現する弊社の強み

100種類以上の商品をジャストインタイムで供給できる体制が弊社の強みです。

市内ケーブルの分野で弊社の主力商品であるFCPEVだけ見ても、導体径や銅線の使用本数などの違いから100種類以上の商品があります。建設現場の需要によって、注文が頻繁に来る商品もあれば、1か月に数回から数か月に1度しか注文が来ない商品もあります。お客様からの急なご要望にも対応できるように、これら全ての商品の供給体制を整えることは簡単ではありません。

また、FCPEVには0.65~1.20mmの細い銅線が使われるのですが、こうした細い銅線同士を撚り合わせる工程では高度な技術が要求されます。被覆済みの銅線を撚り合わせる時の張力が強すぎると、銅線の被覆材同士が接触した際に圧力で被覆材が押し潰されてしまい、絶縁不良の原因になります。撚り合わせる際の張力を正確にコントロールできる技術力もシェア1位を支える重要な要素です。

弊社の強みの源泉

弊社の強みの源泉は、多品種変量生産にあります。

FCPEVだけでも100種類以上あるのですが、工場全体では約400品目の生産が日々、並行して進められています。しかも、毎日同じ400品目を生産するというわけではなく、生産する品目や量が日によって異なっています。

次工程に前工程の仕掛品がスケジュール通りに届かないと生産が滞るので、各工程に対して生産指示をするだけでも、担当者は作業員の動きや機械の稼働状況まで幅広く目を配る必要があります。

時には、特定製品に絞って増産をかけるように営業から依頼が来ることもあり、適宜、生産計画を修正しながら、工場の生産キャパシティを超過しないように調整しなければなりません。

少ない品種を大量に作る場合、自動化や省人化で生産効率を上げやすいです。一方、約400品目の生産を統制しつつ生産性も上げていくことは難易度が高く、それを実現できることが弊社の強みの源泉になっていると考えています。

主な納入事例

Example

  1. 中国・四国

    病院 / 庁舎 / 水族館 など

  2. 中部

    博物館 / 研究施設 / アウトレットパーク など

  3. 北海道・東北

    ダム / トンネル / ボールパーク など

  4. 九州

    空港 / ホテル / 物流拠点 など

  5. 近畿

    マンション / 大学施設 / レジャーパーク など

  6. 関東

    競技場 / 巨大複合施設 / コンベンションセンター など